大変だった

「お豊ちゃん、大変だったのね。一人で苦しんでたのね。ごめんね、気づかなくて……」
まあばあちゃんはお豊ちゃんの背中をさすりました。
「ううん。まあちゃん、私こそ心配ばっかりかけて、ごめんね。」
お豊ちゃんは、涙をぬぐいながら言いました。
「私らも、家の事チャッチャッと片付けてなるべくあんたのところに来るようにするわ。そやから元気だしや。」
「ありがとう。いつもいつも助けてもらって……」
「何を言うとんのや。あんたも気ぃ強く持ちや。負けてたらアカンで。」
「うん。頑張る。」
「そやけど、部屋余ってるから住ませてくれとか、訳が分からんな。あんたは、私みたいにアホなことしたらアカンで。私が吉川さんに貸したお金は返ってけぇへんと思うわ。もう諦めてる。」
お春ちゃんはしんみりした口調で言いました。

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堺の町のまあばあちゃん

Author:堺の町のまあばあちゃん
堺の町に住む、ひとりのおばあちゃんのお話です。
住み慣れた町の人々との交流や孫のトモちゃんや犬のジロとの生活を通して力強く生きていく姿を物語に書きたいと思います。 
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