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ホッとした まあばあちゃん

吉川さんのうしろ姿に後味の悪さを覚えながらも帰ってくれたので、まあばあちゃんはホッとしました。
「まあちゃん、吉川さん帰ってくれたけど……、何言うたん?」
お春ちゃんがシルバーカーを押して近寄ってきました。
「何を言ってたかしら……、頭がこんがらがってしまって……」
「ああ、分かるわ。吉川さんと話してると、なんのこっちゃ分からんようになってくるなぁ……」
まあばあちゃんは頷きました。ジロが心配そうに見上げています。まあばあちゃんは優しくジロの頭を撫でました。
「ほんで吉川さんどないて?」
「もう来ないって言ってくれたわ。」
「ほんまかいな!? 良かった……」
お春ちゃんがほっとした顔で言いました。
扉が開きました。
お豊ちゃんでした。
「まあちゃん、ありがとう。ドアホンで聞いてたんよ。助けにも出ないでごめんね。」
お豊ちゃんが申し訳なさそうに言うと、
「何言うてるんや。あんたが出てきたら余計ややこしいなるわ。」
お春ちゃんがポンポンとお豊ちゃんの肩をたたきながら言いました。
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堺の町のまあばあちゃん

Author:堺の町のまあばあちゃん
堺の町に住む、ひとりのおばあちゃんのお話です。
住み慣れた町の人々との交流や孫のトモちゃんや犬のジロとの生活を通して力強く生きていく姿を物語に書きたいと思います。 
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