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あれ? 朝に会ったよ。

居間に行くと、お豊ちゃんが出来立ての生姜湯を用意していました。
「さ、暖まるわ、どうぞ。」
「おおきにおおきに」
「お豊ちゃん、これ、先に貼ってきたほうがいいわ。」
と言ってまあばあちゃんが、貼るカイロを渡しました。
「ありがとう。でも、お風呂でしっかり暖まったわ。」
「それでも、貼った方がいいわ。」
「うん。」
「後ろ向き! 私が貼ったるわ。神経痛は腰のところに貼るのが一番や!」
お春ちゃんはペラッとお豊ちゃんのセーターをめくると、ペタッとカイロを貼り付けました。
「なあ、お豊ちゃん、あんたもう知ってると思うけど、ピアノの先生とあのカッコエエ人結婚するんやろ」
「ええ、知ってるわ。だってお父様がいつもマコちゃんのお仕事手伝ってくれてはるから。」
「ああ、せやったな。あのかっこエエ人あんたの隣に住んでるもんな。」
「そうよ。それにピアノの先生のお父さんも仲良しでしょ。」
「そやそや。あの3人は、えーっと、ほら、大学が同じやねんな。」
「そう……」
「そやけど、お父さん、どっちも体不自由やのに、若い二人が出て行ったら大変やな。新婚早々、親と同居いうのも気づまりやろうしなぁ……」
お春ちゃんが、心配すると、
「それがね、ピアノの先生のお母さんが倒れてね。入院したのよ。」
「ええ!」
お春ちゃんもまあばあちゃんもビックリしました。だって今朝、お話したばかりだからです。
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堺の町のまあばあちゃん

Author:堺の町のまあばあちゃん
堺の町に住む、ひとりのおばあちゃんのお話です。
住み慣れた町の人々との交流や孫のトモちゃんや犬のジロとの生活を通して力強く生きていく姿を物語に書きたいと思います。 
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