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あかぬけなくても美味しいよ!

家に帰ると、さっそくお春ちゃんとまあばあちゃんはサツマイモをむきました。
むき終わると、次は乱切りします。鍋いっぱいになった頃、お春ちゃんが、
「まあちゃん、私、サツマイモ切るのしんどなってきたわ。」
「じゃあ、これくらいにして、水にさらした分だけ揚げて、お芋さん届けましょうか。」
「まあちゃん、私より三つも上やのにお芋さん切るの早いなぁ。私が一つ切る間に、まあちゃんは五つ切ってるもん。」
疲れた様子のないまあばあちゃんを見てお春ちゃんが感心したように言いました。
「そう?」
まあばあちゃんはもう天ぷら鍋を用意して油を温めています。
その間に砂糖を溶かしています。
とっても手際がいいです。
「ほーら、揚がってきたわ。はい。味見してちょうだい。」
まあばあちゃんは来たばかりの大学芋を小皿に入れて、お春ちゃんに渡しました。
「ん! おいしいわ。」
お春ちゃんは満足そうに頷きました。
アツアツの大学芋を少し冷まして、タッパーに詰めていきます。
「みんな喜びはるなぁ」
「そうね。あかぬけないお菓子なのに、喜んでくれて嬉しいわ。」
まあばあちゃんが嬉しそうに言いました。
「私が余計なことしてたから、日ごろにお世話になってる人にご無沙汰やってんな。吉川さんに昼も晩御飯も用意して……一日中とられてた気がするわ。何してるこっちゃ分からんな。」
お春ちゃんはため息をつきました。
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堺の町のまあばあちゃん

Author:堺の町のまあばあちゃん
堺の町に住む、ひとりのおばあちゃんのお話です。
住み慣れた町の人々との交流や孫のトモちゃんや犬のジロとの生活を通して力強く生きていく姿を物語に書きたいと思います。 
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