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お芋ほりからの帰り道

お芋ほりからの帰り道、お春ちゃんが言いました。
「なあ、まあちゃん、なんか最近、雰囲気がええなぁ。朝の散歩も感じエエし、楽しいわ。」
まあばあちゃんも思っていました。吉川さんは一日中愚痴ばかり言うので、まあばあちゃんも心が重くなっていつも疲れていました。でも今は、
「私もよ。お散歩仲間のみんなにもよく会うし、楽しいわ。」
そう言って、まあばあちゃんんは空を見上げました。澄んだ青空はどこまでも広がって吸い込まれそうです。
「ええ気持ちや。まあちゃん、季節の中で秋が一番好きやわ。冬が来る前触れやのになぁ。」
「あら、冬は冬で楽しいこといっぱいあるわよ。オコタで暖まっておミカン食べたりお菓子を食べたり。」
「ホンマやなぁ。こうしてまあちゃんと二人で話しながら歩いると、私幸せやなって思うわ。」
お春ちゃんがしみじみと言いました。
そんなお春ちゃんの横顔をまあばあちゃんはそっと見ながら思いました。世話好きで人のいいお春ちゃん、昭雄さんに続いて吉川さんもいいようにされて、お春ちゃんは落ち込んだようです。
でも、困った人を放っておけないそんなお春ちゃんだからこそ、まあばあちゃんは好きなんだと思いました。
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堺の町のまあばあちゃん

Author:堺の町のまあばあちゃん
堺の町に住む、ひとりのおばあちゃんのお話です。
住み慣れた町の人々との交流や孫のトモちゃんや犬のジロとの生活を通して力強く生きていく姿を物語に書きたいと思います。 
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