お話が弾むね

「でも、お食事とか大丈夫?」
心配そうにまあばちゃんが言いました。
「大丈夫、うちの隣のマンションだから。マコちゃんがよく食事に誘ってるわ。私が持って行ったり……」
「それやったら安心やな。アンタんとこやったら、ええモン食べられるしな。」
と、お春ちゃんが言いました。
「そんなことないよ。普通よ。ドンブリとかそうめんとか冷麺、そんな感じよ。この暑さでみんな食欲ないもん。」
「それが一番おいしいんやんか。一人で食べるより、みんなで食べるほうがええもんな。」
「そうなんよ。」
「そやけど、あの3人話が合うみたいやな。いつまでもしゃべってはるなぁ。うちらみたいやな。」
お春ちゃんが、面白そうに言いました。
「うん。ピアノの先生のお父さんは大学の先生やってはって、篠崎さんのお父さんは、本の編集をしてはったんですって。だから、マコちゃんとっても勉強になるって、お話が楽しいみたい。」
「ひぇ~、インテリばっかりやな。紳士やし。へぇ。」
お春ちゃんは、感心したように何度も繰り返しました。
「でも、言葉も不自由だし手足も満足に動かせないのに大丈夫なの? なにか手伝うことがあるなら私のほうがお役に立てると思うわ。これでも中学校で国語を長年教えてきたのよ。マコちゃんによろしく言っといてくれない?」
吉川さんが、お豊ちゃんにニコッと笑っていいました。
「え?」
お豊ちゃんが面食らっていると、さらに、
「ね! お願いしたわよ。」
吉川さんがダメ押しのように言いました。
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堺の町のまあばあちゃん

Author:堺の町のまあばあちゃん
堺の町に住む、ひとりのおばあちゃんのお話です。
住み慣れた町の人々との交流や孫のトモちゃんや犬のジロとの生活を通して力強く生きていく姿を物語に書きたいと思います。 
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