お豊ちゃんのらくらくホン

「あら、トモちゃんと同じ電話だわ。」
「あ、これ? いいでしょ! “らくらくほん”って言うんですって。」
「へぇ! すごい!」
「樺山さんに電話するときは、こことここを押せばいいの。」
「あー、お豊ちゃん、また、樺山さんって言った!」
「あ、ほんとだ。ダメやね。すぐ言うてしまうわ。次は頑張るわね!」
と言ってから、お豊ちゃんは不慣れな手つきで画面にタッチしました。
「――――――あ、わたしです。お豊です。あの、今日から、樺山さんのこと、マコちゃんと呼んでもいいですか? 嫌じゃないかなぁっと思って電話したの。――――――そう! ―――――――ほんとに? じゃあ、今日から、マコちゃんて呼びますね。―――――――そうなの。まあちゃんと二人で今まで考えてたのよ。誠ちゃんがいいかな、まあちゃんだと、ややこしいなとか……それで、マコちゃんだと呼びやすいし、いい感じやなぁと思って……、でも、もし、嫌やったら、また考えようと思って……。」
お豊ちゃんは嬉しそうに話しています。
「――――――それがね、もう少ししたら、トモちゃんが帰って来るから、トモちゃんの顔見てから、帰ります。――――――、そうやね。20分ぐらいやね。―――――はい。――――――はい。」
お豊ちゃんは、何度も頷くと、電話を切りました。

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トモちゃんから電話がかかってきた

「マコちゃん、マコちゃん……」
お豊ちゃんは、なんども呟いています。
「お豊ちゃん、今度は、私を息子さんと思って、言ってみたら?」
「そうね、じゃあ、いくわよ。……………。…………。」
お豊ちゃんは、そのまま黙ってしまいました。
「どうしたの?」
「なんだか、マコちゃんって言おうとすると、声が出ないの。」
お豊ちゃんは、のど元をそっと押さえて言いました。
「緊張してるのね。…………そうだわ。電話で、今日から名前で呼んでもいいですかって聞いてみたら?」
「……うん……」
お豊ちゃんは、気乗りしなさそうです。
その時、まあばあちゃんのポケットの携帯が鳴りました。
「あ、トモちゃんからだわ。――――もしもし? トモちゃん? ―――――もう帰るの? ――――ありがとう、でも、今日はお買い物ないわ。―――――そう、早く帰ってらっしゃい。―――――はい、待ってますね。」
携帯の切のボタンを押してから、
「トモちゃん、もう帰って来るって!」
まあばあちゃんが嬉しそうに言いました。
まあばあちゃんの様子を見ていたお豊ちゃんが、
「なんか、まあちゃんとトモちゃんの電話を見て、電話をかけれそうな気がしてきたわ。今の気持ちのうちに、かけてみるわね。」
と言って、カバンから、らくらくフォンを出してきました。

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息子は息子


お豊ちゃんの幸せそうな笑顔を見ていると、まあばあちゃんも嬉しくなります。
「……誠ちゃん、これもなんか……。まあちゃん!……あ、これはダメね。まあちゃんとかぶっちゃうわ。そうねぇ……」
お豊ちゃんは、楽しそうに考えています。
「そうだ! マコちゃんは? これから、マコちゃんって呼ぶことにする。」
「ええ、いい感じと思うわ。」
まあばあちゃんも頷きました。
「まあちゃんも呼んでね。」
「わたしは、ハッピーちゃんのお父さんってお呼びしてるから。それに、名前で呼ぶのは、母親だからよ。」
「そうね。そうやわ。」
お豊ちゃんは、嬉しそうに頷きました。
「私、帰ったら、一番に呼んでみるわ。」
「そうよ。お母さんなんだから。」
「80過ぎのお母さんかぁ……」
お豊ちゃんが、苦笑いして言いました。
「80過ぎても、90過ぎても息子は息子、母親は母親よ。」
「そうやね。そうやね。」
お豊ちゃんは、涙で目をしょぼつかせながら笑いました。

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なんて呼ぼう

「樺山さんのお名前はなんて言うの?」
まあばあちゃんがお豊ちゃんに聞きました。
「え? 樺山さんよ。」
不思議そうな顔をして、お豊ちゃんが答えます。
「それは、苗字でしょ? 名前のほう……」
「ああ、誠さんって言うの。新選組の誠っていう字を使うのよ。」
「まあ、いいわね。」
「そうでしょ! 真っ直ぐで誠実なところが、樺山さんにピッタリだと思うわ。」
お豊ちゃんが、嬉しそうに言いました。
「じゃあ、家族なんだから、名前で呼ぶのはどう?」
まあばあちゃんが言うと、お豊ちゃんはさっそく口にしてみました。
「ま、ま、誠さん?」
お豊ちゃんが、ドギマギしながら言いました。
「あははは、まあちゃん、これは、アカンわ。恋人みたいになってしまうわ。あはは!」
言ってみて、可笑しかったらしく、お豊ちゃんは急に笑い出しました。
「ほんとだ、ちょっと、おかしいわね。」
まあばあちゃんもつられて、一緒に笑いました。

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なんて呼べばいいの?

お豊ちゃんの幸せそうな様子を見て、まあばあちゃんも嬉しくなってきました。でも、お豊ちゃんは、
「樺山さんはね……」
と、いつも樺山さんと、言います。
解決してない問題もあるけれど、まあばあちゃんは、言ってみることにしました。
「ねぇ、お豊ちゃん、家でも、樺山さんって呼んでるの?」
「え? そうよ。どうして?」
「でも、家族になるんでしょ? 苗字で呼ぶのおかしくない?」
「あ……」
と、お豊ちゃんは、まあばあちゃんに言われて、気が付いたようでした。
「でも、なんて呼べばいいかしら? ずっと、樺山さんって呼んでたから……」
「お豊ちゃんは、お母さんなんだから、名前で呼ぶのはどう?」
「そう……、そうやんね……」
お豊ちゃんは、何度も頷いてから、
「それもそうなんやけど、私、子ども生んだことないから、母親ってどうすればいいんか分からへんのよ。」
お豊ちゃんは、困ったような顔をして笑いました。

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朝陽に向かって

「ねぇ……、まあちゃん、不思議ね。前はお花を見てても、どこか心がぼんやりしてたのに、道端の石ころも空き缶もキレイに見るの。自分を思ってくれる家族が出来るってことは、こんなに心が明るくなるものなのね。」
「まあ……」
「ほんとにそうなのよ。朝起きて、家の周りを掃く時、朝陽がさして来たら、まあちゃんみたいに手を合わせてるの。前は、“どうかどうか助けて下さい。”ってそればっかりやったけど、今は感謝の気持ちで手を合わせられるようになったわ。“いつも健康に過ごさせてもらって有り難うございます。今日も一日宜しくお願いします”って。」
「でも、樺山さんのお宅は大きいから、掃くだけでも大変でしょ。」
「それが、そうでもないのよ。ハッピーが垣根の向こうから、ハタハタとついてくるもんだから、話しながら掃除してたらあっという間よ。」
「そう……」
「わたしも、まあちゃんみたいに、ハッピーにいろいろ話してるの。悲しい時は心配そうに寄り添ってくれるし、嬉しい時はピョンピョンしてくれる。私の気持ちを分かってるんやね。」
「この子たちには、不思議な力があるわよね。」
まあばあちゃんも頷きました。
「最近は、樺山さんも早起きして、一緒に掃除してくれるんやけど、掃除した事ないみたいで、ホウキを持つ手ぎこちないんよ。そこへ、ハッピーがホウキを追いかけ回すもんやから、終わらないのよ。なんかその様子がおかしいやら可愛いやら……」
お豊ちゃんは、幸せそうに声を立てて笑いました。

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独りじゃないよ


「どうしたの? 急に……」
「だって、いつも、まあちゃんやまあちゃんのご家族に感謝してきたよ。何のお返しも出来ない私を、置いてくれて……。私が今まで生きて来れたんは、まあちゃんのおかげよ。まあちゃんが、おらんかったら、もう私なんて、生きてないと思う。」
「何言ってるの。」
「ほんまよ。大げさやないよ。だって、そうやん。年金もない、家もない、貯金もない。ないない尽くしの年寄りを、誰が信用するの?」
「お豊ちゃん……」
「まあちゃんは、私をいつも優しい言うて褒めてくれるけど、何にもない年寄りを人間扱いしてくれるのは、まあちゃんくらいよ。本当にありがとう。」
お豊ちゃんは、まあばあちゃんの手をもう一度強く握りました。
「何言ってるの。お豊ちゃんは、もう独りぼっちじゃないのよ。お豊ちゃんを心から思ってくれる家族がいるのよ。」
「うん……、うん……」
お豊ちゃんは、泣きながら何度も頷きました。
「いろいろ難しい問題があるかもしれないけど、みんなで考えていきましょう……」
「ありがとう、まあちゃん。」
「でも、なかなかいい知恵がでなくて、空回りだけどね。」
まあばあちゃんは、困ったように笑いました。

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守る気持ち

「ううん。樺山さんは、生きるって言う事を真剣に考えてらっしゃるんだなぁって感じたそうよ。」
「そんな……」
「私も、まあばあちゃんがそんな風に考えてくれてたなんて、すごく嬉しかったし、自分は、努力が足りなかったなって気付いたんよ。」
「どうして? お豊ちゃんは、いつも頑張ってきたじゃない。難しいご主人にもよく尽くして……」
「それよ。それ……」
「え? それ?」
「そう……、尽くしていれば、心を込めていれば、いつかは分かってくれる。大事にしてくれる。怒鳴ったり、手を上げるのもやめてくれるって、そう祈るように生きてたわ。」
「私たちの時代は、主人に尽くすのが当たり前だったから……。」
まあばあちゃんは、頷きながら答えました。
「ええ……、でもね。せめて心の中では、戦うべきだったと思うの……。」
「お豊ちゃん……」
「主人の連れ子が突然帰って来た時も、帰って来る前から怯えて怯えて、私は頭が真っ白になってたわ。」
「誰でもそうなるわよ。あの女の人は、タダ者じゃなかったわ。」
「ええ、それでね。樺山さんと暮らすことで、また、何か起きるかも知れないでしょ。私、今度は戦うわ。グッと戦いに備えるわ。備えることが、敵を退けることになると思うの。お母さんと呼んでくれる樺山さんを、守るくらいの気持ちでないといけないと思ったの。」
「お豊ちゃん……」
お豊ちゃんが、こんな心強い事を言うとは思っていなかったまあばあちゃんは驚きました。
いつも自信なさげにしていたお豊ちゃんとは思えません。
「まあちゃん、まあちゃんには感謝の気持ちでいっぱいよ。本当にありがとう。」
お豊ちゃんは、まあばあちゃんの手をギュッと握りしめました。

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落ち込む、まあばあちゃん

「どうしたの? まあちゃん、シーンとして……」
お豊ちゃんが、いぶかしげに聞きました。
「ううん。私の方こそ、大した知恵もないのに樺山さんにエラそうなことを言ったことがあって……、どうしよう……」
「まあちゃんが?」
「ええ……」
「まあちゃんは何でも深刻に考え過ぎ、大丈夫やよ。」
「そんな事ないと思う……」
まあばあちゃんはションボリしました。
お豊ちゃんの為にも、樺山さんにとってもいいと思って話したことが、余計にややこしい事になったのではと思うと、心臓がドキドキしてきました。
「樺山さんがね、まあちゃんにはホントに感謝してるって言ってたわ。」
「私に?」
「そうやよ。」
お豊ちゃんがクッキーを頬張りながら言いました。
「なにかしら?」
「樺山さんが、まあちゃんに、私を迎えたいと申し出てくれた時、本当の家族として迎えるのでなければ、お断りするって……、言ったのよね。」
「え? ええ……」
「そして、迎えるのなら、これから年老いて体が弱って行く私や樺山さん自身の事をどう考えているのかって聞かれた時、樺山さんは、自分の考えが足りないなぁって思ったそうよ。」
やっぱりあの時の事を……とまあばあちゃんは、思いました。
「樺山さんは、私と家族みたいに暮らせたらって、フワッと思ってたそうなんやけど、養子の事を考えるようになったのは、まあばあちゃんの言葉があったからだって言ってたわ。それから、家族についてや老後の事も今まで以上に具体的に考えるようになったって……」
「そんな……、私ときたら、差し出がましい事を言って……」
まあばあちゃんは、少し下を向いて、苦笑いしました。

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樺山さんの苗字

「さっ、濡れちゃうわ。入って入って、」
まあばあちゃんは、お豊ちゃんを促しました。
「今日は、朝から、まあちゃんとお茶したいなと思って、樺山さんに、ケーキみたいなフワフワのクッキーの作り方を教えてもらったの。
まあちゃんも私も、年の割には歯が丈夫だけど、やっぱりね、あまり、かたいものわね。」
と言って、お豊ちゃんは笑いました。
まあばあちゃんも嬉しそうに笑いながら、お豊ちゃんからもらったらクッキーをお皿に盛りつけました。
「美味しそう、頂きます。」
と言って、まあばあちゃんは、ひとつ手に取りました。
「それから、樺山さんがね……」
「ねぇ、お豊ちゃん、もう同じ苗字なんだから、樺山さんなんておかしいわ。」
「それがね、まあちゃん、私、樺山さんにとんでもない事してしまったんじゃないかと思って……」
「……え、どうしたの?」
「私、難しい事、分からなかったものだから、嬉しくてつい返事してしまったけど、自分より年寄りの人を養子にはできないんですって……、だから、実際には、樺山さんが、私の養子になるのよ。それを知って、まだ、お返事できてないの。樺山さんが自分の苗字を失うことになるってことでしょ?」
まあばちゃんは、言葉に詰まりました。
「樺山さんはね、自分は、独り身だから、全く気にしなくていいと言ってくれるんやけど……、どうしたらいいんかなと思って……」
まあばあちゃんは、クッキーを持ったまま、固まってしまいました。

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雨の日は車で

まあばあちゃんがお豊ちゃんを外で待っていると、白い車がまあばあちゃんの家の前に停まりました。
中から、お豊ちゃんが出てきました。
「あっ、傘忘れてきたわ。」
と、お豊ちゃんが、慌てた様子で言うと、
「そこらへんにあると思うけど、」
樺山さんも、慌てて車の中を探しました。
「あの、お豊ちゃん、傘あるから、これ使って。」
まあばあちゃんが、お豊ちゃんに傘を差しだしました。
「あ、ありがとうございます。」
と、樺山さんがお礼を言いました。
お豊ちゃんが、車を降りると、後部座席にいたハッピーちゃんが、助手席に移ってきました。
「今までは、ハッピーの指定席だったの。」
お豊ちゃんが、嬉しそうに言いました。
「お父さんのことお願いね。」
お豊ちゃんは、ハッピーちゃんの頭を撫でました。
「帰る時、電話くれたら、迎えに来るから。」
とお豊ちゃんに言ってから、まあばあちゃんに、
「宜しくお願いします。」
と頭を下げると、車を出しました。

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明るくなったお豊ちゃん

「ジロちゃん、雨が止んだら、お散歩に行きますからね。」
と言って、まあばあちゃんが縁側から外ばかり見ているジロの頭を撫でました。
ここのところ雨続きで、あんまり散歩に行けていません。
ジロはまあばあちゃんの手をペロエロ舐めると、また、外を見ていました。
ミミちゃんは、お散歩がそんなに好きでないので寝てばかりいます。
電話が鳴りました。出てみると、お豊ちゃんでした。
「まあちゃん? 今から、お茶しに行ってもいい? おいしいクッキーがあるの。」
お豊ちゃんの弾んだ声を聞くと、まあばあちゃんは嬉しくて涙が出そうになりました。
「まあ、嬉しい! じゃあ、待ってますね。」
まばあちゃんは、受話器をおくと、お茶の用意を始めました。
お豊ちゃんは、樺山さんの所に行ってから本当に明るくなりました。
まあばあちゃんの所にいた時は、どこか遠慮していて、笑っていてもどこか寂しげで……。
人は必要とされると、あんなに明るくなれるのですね。
まあばあちゃんも、年老いて、昔のように家の事が出来なくても、トモちゃんやみんなが必要としてくれるから、不安を感じないのだと思いました。
まあばあちゃんは、みんな有り難うね、と手を合わせました。

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お春ちゃんが心配だけど……

まあばあちゃんは、フッと夜中に目が覚めました。
お春ちゃんが、昭雄さんの所に行ってから、こういう事がよくあります。目が覚めてしまうと、お春ちゃんの事ばかり考えてしまいます。
あれから、何の連絡もないお春ちゃん。
あんまり自分勝手なお春ちゃんに腹が立って、あの時は、本当にお付き合いをやめるつもりでしたが、日にちが経つにつれて、心配で心配でたまらなくなってきました。
あんな恐ろしい家に行って、無事でいるのだろうか? ゴハンはちゃんと食べているのだろうか? 考えだしたらキリがありませんでした。
そして、それを察してくれるお豊ちゃんは、行ってしまいました。
まあばあちゃんもお豊ちゃんも口には出しませんでした。でも、心の中でお春ちゃんのことを心配していることは、なんとなくお互いに分かりました。
でも、まあばあちゃんは、これからもお春ちゃんの事は口にしない覚悟でした。
あんなところに自ら行ったお春ちゃん。
あんなに大事にしてくれる、邦ちゃんやオッチャンを蔑ろにしたお春ちゃん。
ひろ子ちゃんを受け入れないお春ちゃん。
そんなお春ちゃんと関わったら、まあばあちゃんの家族にも禍が及ぶのは明らかだったからです。

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みんなの優しい心

トモちゃんが、ジロとミミちゃんと一緒に戻ってきました。
「ね、おばあちゃん、お豊おばあちゃんと樺山さん、幸せそうだったね。
と、トモちゃんが言うと、恭子ちゃんも頷いて、
「ホントの親子みたいやったわね。」
「うん。お豊おばあちゃん、樺山さんの事いつも気にかけてたから、今日から安心やね。ハッピーちゃんも嬉しそうでよかった。」
と、トモちゃんが言いました。
「そうやったん……。私、家にあんまりおらへんから、ちっとも知らんかったわ。でも、お豊おばちゃんは、優しいから、そういうの想像つくわ。」
まあばあちゃんは、家族のみんなが優しく見守ってくれていたのだと実感して、涙が溢れてきました。
トモちゃんがビックリして、
「おばあちゃん、どうしたの? お豊おばあちゃんが行っちゃって寂しいの?」
まあばあちゃんは、頭を振ってばかりいます。
「大丈夫?」
恭子ちゃんが、尋ねました。お父さんも心配そうに見ています。
「違うの。悲しくて泣いてるんじゃないのよ。みんなの暖かい心が嬉しくて、涙が止まらなくなってしまったの。」
まあばあちゃんは、涙を拭いながら言いました。

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お母ちゃんの家

みんなが、見送りから戻ってきました。
「あら、ひろ子ちゃん達は?」
まあばあちゃんが、恭子ちゃんに聞くと、
「樺山さんたちと一緒に帰ったよ。」
と言いました。
「トモちゃんは?」
「ジロたちと遊んでるわ。」
お父さんが、家の中を不思議そうに見回してから、
「なんか、家が淋しいなっと思ったら、お豊さんがいないからやね。」
と、お父さんが言いました。
「ほんとやね。なんか、家が変に広いね。せやけど、お豊おばちゃんが来た頃って、お豊おばちゃんに、すごい助けてもらったわ。」
「うん。」
「お母ちゃんが弱ってて、人雇わなアカンかなって悩んでたけど、ほんま助かった……」
お父さんが頷きました。
「ちゃんとお礼したかったけど、なんかそれも変やし……」
「うん。」
まあばあちゃんは、二人の会話を聞いて、ホッとしました。相談もせずに、お豊ちゃんを家に入れてしまったまあばあちゃん。みんな、何にも言わないけれど、どう思っているのか、心配していたのです。
「お豊ちゃんの事、勝手に決めてしまってゴメンね。驚かなかった?」
まあばあちゃんは、思い切って聞いてみました。
「そんなん、お母ちゃんが、お豊おばちゃんの事すごく心配してるの分かってたし。おばちゃんは、いい人だし……」
「でも……」
「ここは、お母ちゃんの家なんよ。お母ちゃんは、遠慮ばっかりしてるけど、もっと堂々としてよ。」
恭子ちゃんが、まあばあちゃんの肩をパンパンと叩きながら言いました。

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「お豊さん」から「おかあさん」へ

しばらく、みんなで楽しくお話をした後、
「そろそろ、おいとまさせていただきます。」
樺山さんが言いました。
「あっ、はい。」
まあばあちゃんが、返事しました。
「ケーキありがとうございました。」
トモちゃんが、ちゃっかりお礼を言っています。
ひろ子ちゃんも、嬉しそうに笑っています。
樺山さんもニッコリ笑いました。そして、
「お母さん、ハッピーと一緒に帰りませんか?」
と言いました。
樺山さんは、『お豊さん』ではなく、『お母さん』と言いましたが、
お豊ちゃんは、
「はい。」
と返事して、立ち上がりました。
とても自然で、穏やかで、ずっと以前から、親子だったかのようでした。
「それでは、明日、お待ちしています。宜しくお願いします。」
と、樺山さんはペコッと頭を下げて、オッチャンに言いました。
まあばあちゃんが、トモちゃんの手を借りて立ち上がろうとしていると、
「まあちゃん、そのままで……」
と、お豊ちゃんが、慌てて止めました。
「お母さんは、明日も遊びに来ますから。」
と、樺山さんもまあばあちゃんに言いました。
「そうよ。そんなにキッチリしたら、お別れみたいじゃないの。」
と、お豊ちゃんが言うと、二人とも、なんだかおかしくなって、アハハハっと笑い出しました。
「じゃ、ここでご挨拶するわね。」
と、まあばあちゃんは言いました。
「ええ、また明日。」
と、いうお豊ちゃんに、まあばあちゃんも、
「また、明日ね。」
と返しました。

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ひろ子ちゃんは賢い子

ごちそうが、テーブルの上にたくさん並びました。
テーブルの中央には、樺山さんの焼いた大きなケーキがドーンとあります。
樺山さんが、ケーキを器用に切り分けてくれました。
ひろ子ちゃんとトモちゃんは、嬉しそうにケーキを頬張っています。
みんな、思い思いにチラシ寿司、ケンタッキーにフライドポテト、煮っころがしと食べています。
「そうや。ワシに話があるとか?」
オッチャンが思い出したように樺山さん言いました。
「そうなんです。すみません。お呼び出しして……」
「なんですか?」
オッチャンが、緊張した様子で言いました。
「いや、あの……、家の修理をお願いできないかと思いまして、長い間、手入れもせずに放ってあるもんですから、あちこち傷んでると思うんですよ。時間のある時にみてもらえたら、有難いんですが……」
「わかりました。明日にでも見に行かせてもらいます。作業に入るのは、ちょっと遅くなると思います。すみません。」
「お父さんは、大工が上手だから、いっぱい頼まれて忙しいの!」
ひろ子ちゃんが、嬉しそうに言いました。
「そうか。すごいね。うちもよろしく頼むね。」
と、樺山さんが、ひろ子ちゃんに優しく言いました。
「すみません。おませで……」
「いいえ。賢い子ですね。あの、うちは、ぜんぜん急ぎませんので、よろしく頼みます。」
「有り難うございます。一生懸命させてもらいます。」
オッチャンが、会釈して言いました。

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樺山さんのやりたいこと

恭子ちゃんが、居間に行くと、みんなが楽しそうに話していました。
「定年退職だそうですね。おめでとうございます。」
お父さんが、樺山さんに言いました。
「有り難うございます。」
「これからは、ゆっくり、好きなことが出来ますね。」
「そうなんですよ。これからは、今まで、したいなぁと思っててもなかなか出来なかったことをやっていきたいなと思ってます。」
「旅行でも行かれるんですか?」
まあばあちゃんが、聞くと、
「はい。今までは、テレビを見てるだけで行った気になってたんですが、これからはあちこち行きたいと思います。……行きたいところありますか?」
急に話を振られて、お豊ちゃんがドギマギした様子で言いました。
「え? でも、ハッピーちゃんがいるから、一緒に留守番しています。」
「あら、そんなの、ハッピーちゃんは、ウチに泊まるわね。」
まあばあちゃんがハッピーちゃんの頭を撫でながら言いました。

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夕食の支度

「お帰りなさい。」
まあばあちゃんが、お父さんに言いました。
「ただいま。……いらっしゃい。」
おとうさんが、皆に軽く会釈して言いました。
「お邪魔してます。」
樺山さんが言いました。
「大勢で来て、すんません。」
オッチャンが、ペコッと頭を下げました。ひろ子ちゃんも一緒にペコッと下げました。
邦ちゃんとトモちゃんは、帰ってきた恭子ちゃんと一緒に、夕飯の支度をしてます。今日は、お皿の用意だけですが……
「そうかー。ちらしずしだと、ケンタッキー、あえへんかもしれへんね。なんも考えんと買ってきたわ。」
恭子ちゃんが、そう言うと、
「大丈夫よ。大皿に盛って、みんなが食べたいものとれるようにしよう。それに、まあおばちゃんが煮っ転がしも作ってくれてるから、それも並べよう。」
「う~ん。やっぱり、邦ちゃんはこういうの要領がええわ。任せとこ! トモちゃん、後頼むわ。」
「え? あ、お母さん。」
と、トモちゃんが呼び止める間もなく、居間に行ってしまいました。

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ケンタッキーがきた

『エリーゼのために』の曲が流れ始めました。家の電話の呼び出し音です。まあばあちゃんが大好きな曲です。
「あっ、お父さん帰ってきた!」
「あら、今日は、早く、お仕事終わったのね。」
まあばあちゃんがトモちゃんに聞くと、
「うん。電話したの。そしたら、今日は早めに切り上げるって!」
「そう!」
そう言うと、トモちゃんは出迎えにガレージへ走って行きました。
行ったと思ったら、すぐに戻ってきました。
「見て見て! お父さん達。ケンタッキー買ってきてくれた~!!」
トモちゃんが、ケンタッキーの大きな袋を持って、居間に入ってきました。
ジロとミミちゃん、ヒメちゃんとチビちゃん、そして、ハッピーちゃんが嬉しそうにハタハタしています。
「わあ! ひろ子、ケンタッキー、大好き!! ヒメもチビちゃんも好きだよ!」
ひろ子ちゃんも大喜びです。
「すみません。なんや、ひろ子が、主役みたいやな……」
ひろ子ちゃんが、あんまり喜ぶので、オッチャンが恐縮して言いました。
「いやいや、ひろ子ちゃんを見ていると、元気をもらえます。」
樺山さんは、優しい目でひろ子ちゃんを見て言いました。

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邦ちゃんとオッチャンも来た

「お邪魔します。」
邦ちゃんの声が玄関から聞こえてきました。
「呼んでもろておおきに。」
オッチャンも来たようです。
トモちゃんが、タタッと玄関へ走っていって、二人を出迎えました。
邦ちゃんはミィちゃんをオッチャンはチビちゃんを抱っこしています。
「おばあちゃん、邦子おばちゃんにチラシ寿司いただいたよ。」
トモちゃんが、大きな風呂敷包みを持って言いました。
「まあおばちゃんに教えてもらったものだけど、うまく出来たかどうか……」
邦ちゃんが、自信なさそうに笑いました。すると、オッチャンが、
「邦ちゃんのメシはいつもうまいで!」
と嬉しそうに笑いました。
「樺山さんが、退職されたそうですね。さっき、トモちゃんから聞きました。」
邦ちゃんが、言いました。
「そうなの。それで、みんなでお祝いしたらどうかと思いついて、急に呼び出してごめんさいね。」
まあばあちゃんが言うと、邦ちゃんは、慌てて、
「そんな……、でも、お花も買って来れなくて」
「花なんて、ガラじゃないですから、お気遣いなく……」
樺山さんが照れくさそうに言いました。
ひろ子ちゃんとトモちゃんは、ケーキの前に座って嬉しそうにしています。
「♪おっきなケーキ嬉しいな~♪」
「なんて歌なの? お姉ちゃんにも教えて!」
「今、ひろ子が作った歌なの!」
「へぇ! すごい! 歌をつくれるの?」
「うん! いっぱいあるよ。」
ひろ子ちゃんは、また歌い始めました。

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ひろ子ちゃんとヒメちゃんが来た

トモちゃん達が戻るのを待っている間、まあばあちゃんは、樺山さんに、
「今日は、一緒に夕食を頂きましょう。ね、ぜひ、そうなさってください。」
まあばあちゃんの言葉に、樺山さんは、嬉しそうに頷きました。
「ありがとうございます。じゃあ、お言葉に甘えて……」

「ただいまー」
トモちゃんの声です。
「おばあちゃん、おじゃましまーす。」
ひろ子ちゃんの声もします。
「いらっしゃい。あら、お母さんとお父さんは?」
まあばあちゃんが、ひろ子ちゃんに聞くと、
「あのね。今日はチラシ寿司なの。みんなで食べれるように、持って来るって!」
ひろ子ちゃんが、エヘヘと笑いながら言いました。
「そう。」
「おばあちゃんに、教えてもらったチラシ寿司よって言ってたよ!!」
「そう、ヒメちゃん達は?」
「ここよ。はい。」
トモちゃんが、抱っこしてたヒメちゃんを降ろしました。すると、ヒメちゃんは、ひろ子ちゃんの側でコロッと寝ました。
「まあ、抱いてきたの。」
まあばあちゃんが、目を丸くして言いました。
「うん。だっこしたら、降りなくなっちゃの。」
「あらあら」
「お姉ちゃん、すごい。ひろ子は、ヒメ、重くて……」
ヒメちゃんは、柴犬くらいの大きさです。ひろ子ちゃんと一緒に来た時は、ガリガリのやせっぽちでしたが、今は別の犬のようです。
「大きくなったら、出来るよ。」
トモちゃんが、ひろ子ちゃんの頭を撫でながら言いました。
「うん。ひろ子、早く大きくなる!!」
「そう! じゃあ、たくさん食べようね。」
「はい!」
ひろ子ちゃんが、元気よく返事しました。

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Author:堺の町のまあばあちゃん
堺の町に住む、ひとりのおばあちゃんのお話です。
住み慣れた町の人々との交流や孫のトモちゃんや犬のジロとの生活を通して力強く生きていく姿を物語に書きたいと思います。 
宜しくお願いします。
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