訪問者


「車、どっちにつけよか? 邦ちゃんがええか? トモちゃんの方がええか?」
「先に邦子おばちゃんを送っていこう。そのほうが安心やから。」
「よっしゃ!」
オッチャンが、自動車を邦ちゃんの家の前に着けると、トモちゃんが先におりて、邦ちゃんの降りるのを待ちました。
邦ちゃんが邦ちゃんが車外に出た時、ふっとトモちゃんは邦ちゃんの家の方を見ました。すると血相を変えて、
「オッチャンに早くトランク開けて!」
と言ってドアを閉めました。オッチャンがポカンとしていると、トモちゃんがトランクの方に回って、トランクを叩く真似をしました。オッチャンが様子を飲み込めず、トランクを開けるスイッチを押しました。
トモちゃんは慌てた様子で車いすを出して、邦ちゃんに、早く座って乗ってと言ってるようでした。邦ちゃんも戸惑っていましたが、自分の家の方をみて顔をこわばらせました。オッチャンも邦ちゃんの家の方を見て驚きました。
(一回しか見たことないけど、あれ、邦ちゃんの前の……)
―――そう、昭雄さんです。邦ちゃんの離婚した前のご主人です。
邦ちゃんにさんざん酷い事をした上に、追い出して離婚をつきつけてきた男の人です。
それが、邦ちゃんの家の玄関先に立っていました。お春ちゃんも後から出てきました。
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台無し


トモちゃんは、邦ちゃんを乗せた車いすを押して、どんどん歩いて、いえ、走っていきます。
昭雄さんたちが邦ちゃん達を追ってくる様子はありませんでした。
(あの距離で気付かんちゅうことあるやろか?)
オッチャンは首をかしげました。
邦ちゃんは昭雄さんの顔も見たくないでしょうから、それで良かったのですが、釈然としません。
トモちゃんは次の角を曲がりました。オッチャンもそれを確認して車を動かしました。
思った通り、トモちゃんは通りを少し入ったところで、オッチャンを待っていました。
邦ちゃんは顔を手で隠して泣いていました。トモちゃんもそんな邦ちゃんにかける言葉が見つからないようで、ただ黙って背中を擦っていました。
オッチャンが、車をトモちゃんの達の所に寄せると、
「オッチャン、どうしよう?」
「ここにおっても寒いだけや。ばあちゃんに相談しに行こう。もういっぺん車に乗り。」
「ううん。表から行くと、お春おばあちゃんとこから、うちの家、見えるから車で行くより、反対側から家に入るよ。」
「そうか。ほな、わしは車、置いてからトモちゃんとこに行くわ。寒いから、上着持って行き。」
そう言うと、後部座席に置いてあった上着をトモちゃんに渡しました。トモちゃんはそっと邦ちゃんにオッチャンの上着を掛けました。
邦ちゃんはうつむいたまま、顔を上げませんでした。
(せっかく、楽しい一日だったのに……。お春おばあちゃんのせいで台無しやん。なんで、邦子おばちゃんに酷いことした人を家に入れるん? 水かけて追い出してやればいいのに……)
トモちゃんも悲しくなって涙が出てきました。
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恐れずに……


トモちゃんが扉を開けたとたん、ジロとミミちゃんとチビチャンが“おかえり”“おかえり”というようにトモちゃんにじゃれ付きました。
「ただいま、ただいま。ジロ、ミミちゃん、ごめんね、ちょっと急いでるの。」
トモちゃんが、落ち着くように頭のてっぺんをくすぐったりしますが、はしゃぐのが止まりません。仕方がないので
「おばあちゃーん、ただいま!」
トモちゃんが大きな声で言いました。
「はーい。あら? トモちゃん、どこにいるのー?」
出迎えた方にトモちゃんがいないので、まあばあちゃんは探しているようです。
「おばあちゃん、裏口にいるの?」
「え? そう、今、行くわねー。」
まあばあちゃんがゆっくり、慎重な足取りで裏口に回ってきました。
「あら? 邦ちゃん。」
てっきり邦ちゃんを送り届けた後に帰ってくると思っていたまあばあちゃんは不思議そうな顔をしました。そして、邦ちゃんの様子に心配そうな顔でトモちゃんを見ました。
「おばあちゃん、大変なの! あの男の人が邦子おばちゃんの家に来てるの。お春おばあちゃんとしゃべってた。」
「……え……」
まあばちゃんは、頭が真っ白になったような表情になりました。
「そんな、ばかなこと……」
あの男の人。その言い方で誰の事を言ってるのかまあばあちゃんにはピンときました。トモちゃんが、そんな呼び方をするのは、昭雄さんしかいないからです。
「ホンマよ。家から出てきたの見たんよ。それで、どうしていいか分からへんから、邦子おばちゃんを置いていけないし。オッチャンもおばあちゃんに相談しようって。」
「分かったわ。とにかくここは寒いから、家に入って、あったかいお茶でも飲んで待ってて。私、お春ちゃんに、話を聞いてくるわ。トモちゃん、上着とってきてくれる?」
「うん。」
トモちゃんは急いで家の中に入りました。
「邦ちゃん、ビックリしただろうけど、お茶でも飲んで、気持ちを落ち着けて。ね。」
まあばあちゃんは邦ちゃんの背中を擦りながら言いました。
「おばあちゃん、お待たせ。」
トモちゃんが、まあばあちゃんのダウンジャケッを抱えて、シルバーカーを押してきました。
「じゃ、待っててね。」
「まあおばちゃん、私も行きます。」
邦ちゃんが、はっきりとした口調で言いました。
「「ええ!」」
まあばあちゃんとトモちゃんは飛び上がってビックリしました。
「でも、大丈夫?」
まあばあちゃんが、心配そうに言いました。
「邦子おばちゃん、おばあちゃんに任せたほうがいいよ。おばちゃん、心が壊れちゃうよ。」
トモちゃんが、泣きそうな顔で言いました。
「わたしも、まさか家に来るなんて思ってなかったから、心臓が止まるかと思うほど驚いたけど、逃げないで、ちゃんと話をします。まあおばちゃんが一緒だし。とても、心強いです。」
邦ちゃんは、まあばあちゃんの目をしっかり見て言いました。
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不可解


こっちに来ると言っていたオッチャンを表に出て待つことにしました。
外に出ると、オッチャンが向こうから手を振ってきました。
「オッチャン、今からみんなで邦ちゃんの家に行くの。」
とトモちゃんが言うと、オッチャンは
「わしも行くわ。心配や」
と言ってくれました。チビチャンがオッチャンに抱っこしてと言うように、足元でよじ登ろうとします。オッチャンはヒョイっと抱きあげました。
「ほな、行こうか。」
その言葉を合図に、
まあばあちゃんはシルバーカーを押し始めました。ジロは胸を張って少し先をシャキッとして歩きます。ミミちゃんはいつものようにシルバーカーの中です。
トモちゃんが邦ちゃんの車イスを押します。
みな、口をキュッと引き締めています。

邦ちゃんの家の前に着きました。
―――アハハハ、アハハハ――――
なんと! お春ちゃんの笑い声が聞こえてきました。
まあばあちゃんは固まってしまいました。
(お春ちゃん、気でもふれたんじゃないの? 邦ちゃんは女の人を連れてきた昭雄さんに追い出されたんよ。追い出された日の事を忘れたの?)
邦ちゃんは、これ以上、女の人の世話は出来ないと言った日。荷物を外に放り出されて、出て行けと言われたのです。
……あのどしゃぶりの雨の日だったそうです。
まあばあちゃんにはお春ちゃんの心が理解できませんでした。
トモちゃんが邦ちゃんを見ると、邦ちゃんの体は小刻みに震えていました。
トモちゃんはそっと邦ちゃんの肩を抱きしめました。
「ありがとう、トモちゃん。しっかりしないといけないのに情けないわね。」
邦ちゃんが、トモちゃんの手に自分の手を重ねて言いました。涙声でした。
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門前払い?


邦ちゃんの家の呼び鈴は玄関の横についてます。
まあばあちゃんは、邦ちゃん達を通りで待ってもらう事にしました。
と言っても、玄関と表通りはすぐそこなのですが……。
邦ちゃんは一緒に行くと言いましたが、ここは、先にお春ちゃんと話をしたいと思いました。お春ちゃんの考えがまるで分からないからです。
まあばあちゃんは、呼び鈴を押しました。
「はーい!」
お春ちゃんが明るい声で返事しました。
「……あ、あら、まあちゃん。いらっしゃい。」
お春ちゃんは、まあばちゃんの顔を見て、困ったような顔をしました。
「お茶したいなと思って、上がらせてもらってもいい?」
まあばあちゃんの言葉に、お春ちゃんは大慌てで言いました。
「今、ちょっと、人が来てるねん。後からまあちゃんとこに行くから。」
お春ちゃんは、玄関を開けっ放しにしてきたので、家の奥まで丸見えです。まあばあちゃんの目に昭雄さんの姿が映りました。
「どなたがみえてるの? 私も知ってる人?」
まあばあちゃんは、あえてお春ちゃんに聞きました。
「とにかく後で行くから。な、まあちゃん、今はとにかく帰って!」
お春ちゃんは、少し苛立ったような口調になりました。そして、ピシャッと玄関をしめて家に入ってしまいました。
「あら、まあちゃん、あらぁ! みんなお揃いで……。どうしたの?」
お豊ちゃんがハッピーちゃんを散歩していました。

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町会費


「どうしたの? まあちゃんもみんなも」
お豊ちゃんは不思議そうに、皆を見ました。
「いえね。それがね……」
まあばあちゃんは口ごもってしまいました。
「なによ、まあちゃん、言うてよ。」
お豊ちゃんが、心配そうにまあばあちゃんの顔を覗き込みます。
「昭雄さんが訪ねてきてるの。」
「ええ! お春ちゃんは家に入れてるの?」
まあばあちゃんは頷きました。
「お春ちゃん、日頃、偉そうに言うてんのに、昭雄さんにはよう言わんのかしら。」
事情を知っているので、お豊ちゃんも驚きを隠せないようでした。
お豊ちゃんは呼び鈴を押しました。
「はーい。あっ、お豊ちゃん、どないしたん。今ちょっと、人が来てるねん。また今度でええ?」
お春ちゃんの肩越しに昭雄さんがいるのを確認すると、お豊ちゃんは、
「その人、わたしの家の隣に住んでる人でしょ。」
「な! なに人の家の中覗いてんの!」
「ノゾキは、そこの人が連れてきたあの薄気味悪い女や。いっつもうちの家、ジーッとカーテンに体隠して見てるわ。せやのに、呼んでも呼んでもでてこえへん!」
これには、お春ちゃんも黙りました。
「町会費、一年分の6,000円、何回、行ってもくれへんねんけど。そこにいるんやったら、今、払ってほしいんですけど。」
「ちょっと、何言うてんの。」
お春ちゃんが話を止めようと割って入ります。お豊ちゃんはかまわず話し続けました。
「わたし、今、町会の役をしてるんやけど、そこの人だけ町会費くれへんのよ。私、立て替えてんるで、早く払ってほしいのよ。」

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立て替え


お豊ちゃんの言葉にお春ちゃんも奥で座っている昭雄さんを見ました。
「お春ちゃん、あんた、なんで邦ちゃんを酷い目に合わせたモンを家の中に入れてんの。よう、あんなに笑って話が出来るな。あんたは邦ちゃんの母親やねんで。あんたの大事な邦ちゃんがえらい目にあわされたんを忘れてしもたんか。もうろくしてる場合ちゃうで。」
「あんたになにが分かるねん。」
いつも、おっとりしたお豊ちゃんの思わぬ強い言葉に少しひるみましたが、お春ちゃんはお豊ちゃんに言いかえしました。
「お春ちゃん、あんた、恥いう字、知らんのか! 邦ちゃんは、あれがおるから家によう入らんねんやんか!」
「…………。」
「あんたが今、家に入れてるモンは、あっちこっちに迷惑かけてるねんで! 私かて生活苦しいのに、町会費立て替えたまんまや!」
「そんなん、ここで言わんといたってよ。」
お豊ちゃんにああまで言われているのに、尚も昭雄さんをかばうお春ちゃん。お豊ちゃんも引っ込みがつかなくなって、
「そんなにかばうんなら、お春ちゃん、あんたが町会費6,000円、払ってよ。」
「はぁ! なんで私が!」
お春ちゃんもカッとなって、お豊ちゃんを睨みつけました。
(これは大変なことになってしまったわ。)
まあばあちゃんは、とにかくこの場は二人を落ち着かせないといけないと、話しかけようとした時、昭雄さんがお春ちゃんに親しげな口調で言いました。
「お母さん、すみません。私も軽い気持ちで、伺ったので何も持って来なかったんです。町会費、建て替えてもらってもいいですか?」
お豊ちゃんとにらみ合っていたお春ちゃんは、信じられないことにポケットから財布を出して、6,000円をお豊ちゃんに渡そうとしました。
(ええ!!)
その場にいる全員が昭雄さんの言葉にはもちろん驚きましたが、お春ちゃんが言いなりになってお金を出したことにはもっと驚きました。
みんなシーンとしていました。

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年金生活


「ほな、これ取っといて。6000円やなぁ。」
「私、お春ちゃんからもらおうと思てへんで。」
お豊ちゃんが面喰ったような顔をして、お春ちゃんの手を押し返しました。でも、
「ええねん。ええねん。」
と言って、6000円を握らせるように渡しました。
お豊ちゃんがまあばあちゃんを振り返りました。まあばちゃんもお春ちゃんのした事が信じられなくて、驚きを隠せませんでした。
「じゃあ、お母さん、また来ますわ。」
と言って、サンダルをひっかけると表に出てきました。冬なのにボロボロのビーチサンダルです。そして邦ちゃんに気付くと、
「邦子、どないしたんや。車イスなんかに乗って。」
今までの自分のしてきた仕打ちをすっかり忘れているのか、親しげな笑顔で言いました。トモちゃんは、驚いて邦ちゃんの車イスを後ろに引きました。すると、その分だけ昭雄さんも近づきました。邦ちゃんは下を向いたまま顔を上げませんでした。昭雄さんは“しょうがないなぁ”というような顔をすると、まあばあちゃん達にも会釈して、その場を離れていきました。
お春ちゃんが後を追うように出てきました。
「あっ、邦子、お帰り、なんで、家に入って来ぇへんの。 あんなぁ、昭雄さんが邦子とより戻したるって言うてるねん。」
「より?」
トモちゃんは、よりの意味が分からずキョトンとしています。
「「なんですって」」
お豊ちゃんとまあばあちゃんは心臓がひっくり返りそうになりました。
お春ちゃんは、よく聞いてくれましたと言うように説明します。
「より言うんわな。もう一回夫婦に戻る言う事や。仲直りや。昭雄さんが邦子とよりを戻してくれたら、邦子は働かんですむやろ? あの人年金あるから。これは有難い話や思てな?」
「仲直りって……。あの男の人、土下座しても許してもらえないぐらい悪い事してるんじゃ……」
トモちゃんは、聞こえるか聞こえないか分からないような声で言いました。

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頼もしかったお豊ちゃん


「邦子、考えてみ? これから先、私らどないして食べていったらええんや? あんたの体ではもう働きに行くことは出来へん。私の年金もスズメの涙や。せやけど、昭雄さんとよりを戻したら、あの人の年金でゆっくりできるで。」
邦ちゃんは下を向いたまま、手で顔を隠してお春ちゃんを見ようとしませんでした。その肩は震えていました。
お春ちゃんは、こうと決めたら、誰が何と言ってもきかない頑固なところがあります。まあばあちゃんも長い付き合いでよく知っています。
邦ちゃんはもっとよく分かっているでしょう。それだけに、ここで何とかしないと、お春ちゃんが勝手にどんどん決めてしまったら、とんでもないことになります。
「あのね、お春ちゃん。私、昭雄さんは駄目な人だと思うの。」
「なんで。なんでそんなこと言うの。まあちゃん。」
「だってね。そうでしょう。さっきの町会費のことだってそう。常識のある人だったら、まず、お豊ちゃんに謝って、家に取りに帰るわよ。それを昭雄さんは、お春ちゃんに6000円ものお金を立て替えてほしいと言ったのよ。あんまりいい人とは思えないわ。」
「それは、私もびっくりしたけど……。」
お春ちゃんは、急にションボリしました。
「そうやよ。私だって、町会費、あんたから貰ってしもうたけど、あの男の人、返す気なんてないと思うわ。」
お豊ちゃんもさっきの勢いはどこへ行ったのか、元気なく言いました。いつもはおとなしいお豊ちゃん、見るに見かねて頑張ったのでしょうね。まあばあちゃんはお豊ちゃんを頼もしく思いました。

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お春ちゃん、断って


「あんた、きっちり断りや。」
お豊ちゃんが、念を押しました。
「あんたの口出しする事やないよ。よその家のこと、かまわんといて!」
お春ちゃんは、お豊ちゃんには強気です。
「お春ちゃん、あんた、そんなん言うけど、あの薄気味悪い女、まだあの家におるで! あれどないすんの?」
お豊ちゃんが聞きました。今日のお豊ちゃんは冴えています。まあばあちゃんも気になっていましたが、邦ちゃんの前であの薄気味悪い女の人のことを聞いてもいいのか迷いました。
「そら、追い出すやろ? 邦子とよりを戻したい言いに来たんがその証や。」
「順番が逆や。まず、あの女、追い出して。それから、邦ちゃんに手ぇついて謝って、話をするのは、それからやろ?」
「よりを戻す時はどっちかが折れんと、戻るもんも戻らへんやろ! ごちゃごちゃ言いな!」
「そんなん言うて、あの男、あの態度じゃ、邦ちゃんの事、またこき使う気やで。そんなに生活が心配やったら、あんたが内職でもしてた方がましや!」
お豊ちゃんは、一歩も引き下がりません。

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Author:堺の町のまあばあちゃん
堺の町に住む、ひとりのおばあちゃんのお話です。
住み慣れた町の人々との交流や孫のトモちゃんや犬のジロとの生活を通して力強く生きていく姿を物語に書きたいと思います。 
宜しくお願いします。
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